「幕末太陽伝/Dramatic S」観劇 ざっくり感想

 幕末太陽伝、既に3回見てまいりました。

回を重ねるごとにどんどんよくなっていきますね。

あと1回観に行く予定がありますが、その前に一度これまでの感想をまとめておこうと思います。

まだ公演中なので、ネタバレ控えめにざっくりと。

 

【1回目】

 咲ちゃんが休演。代役でひとこちゃんが若旦那でした。

 

まだ全員が探り探りな印象を受けましたが、そのなかでちぎみゆはさすが、持ち前の演技力を発揮して、しっかりと役を捉えているように思いました。

せいなさんは本当に、笑うところをはずさないと思いました。

コメディをやるうえで絶対に必要な能力を彼女は備えていますよね、素晴らしい。

ゆうみちゃんも本当に素晴らしかった。とくに心中のシーン。

あの場面は本当に難しい。

ひどいことをしているのです、人道に反しています。

けれどコメディなので、その行為をおもしろく表現しなければならない。

彼女はそれを、動きやセリフ回しによって軽々とクリアしていました。

本当に演技のひと。退団後も舞台に立ち続けていてほしい。

 

レボリューションのシーン、歌はとっても気に入ったのですが、藩士たちのお歌が少し危うかったです。

ただ、最後にだいもんが華麗にしめてくれました、さすが笑

そうそう、この藩士たちのなかにひとり超絶いけめんがいるなと思って調べたら眞ノ宮るいくんでした。

今後は彼にも注目していきたい。本当にかっこいいしいい声です。

 

賛否両論ある舞台になったようですが、個人的にはとても楽しかったです。

からっとした雰囲気がとてもいい。

「まだまだ生きるんでぃ」

という台詞が、とても心に響きました。

退団公演にふさわしかったと思います。

 

ショーのほうなのですが、正直に言います。

情報量が多すぎた。

途中からもうなにがなんだかわからなくなって、絆の場面からはもうオペラグラスをあげる気力すら失いました。

それだけの雪組の熱量を感じました。力尽きた。

体感時間10分でした。

 

【2回目】

この回は、咲ちゃんだけをひたすら追うと決めていました笑

 

咲ちゃんとひとこちゃん、まったく役作りが違っていておもしろかったです。

ひとこちゃんは「ぼんくら」を中心に、

咲ちゃんは「元は優しく頭がいい」を中心に役をつくってきたなと感じました。

 

しっかしこの若旦那が本当に落ち着きがない。

舞台の上でもあっちこっちへふらふらふらふら笑

咲ちゃんのあんなへにゃへにゃな歩き方はじめてみました。

そしてボディタッチの多いこと。

オープニングで女中のおしりを狙うは、修羅場の見物をしながら膝枕を強請るはもう好き放題。

普段見られない咲ちゃんがみられて楽しかったですが、本当に不安になるレベルで甘ったれな若旦那笑

 

でもかっこいい面もちゃんと見せてくれる。

「よせやい」のかっこいいこと。

あと、おひさといるときは歩き方も少しぴしっとするんですよね。

やっぱり少しいい風に見られたい欲があるのかなと思いました。

 

ショーの方でも咲ちゃん中心に。

さっきまでへにゃへにゃな若旦那を演じていたひとだとは思えなかった。

もうかっこよすぎてまたキャパオーバーしました。

流し目やばい!足長い!手が長い!舞台真ん中でのダンスかっこよすぎ!ソロパートありがとう!とかいってたら終わってました。

私、咲ちゃんの走り方が好きなんですが、このショーではそれがたくさん見られるんですよね。

先生ありがとう。

 

【3回目】

もう内容も頭にはいっているのですが、この回はいつもと違う台詞回しがあったりしました。

たぶんNHKのカメラがはいっていたからですね。

がおりさんのこけこっこー!

大さんに鼻水ぬぐわれたゆうみちゃんの「なにすんのさ」が好きすぎますはやくもう一度みせて。

 

ショー。

ようやく少し落ち着いてみられました。

だいもんの影ソロでちぎみゆが踊るシーンがとても好き。

本当に美しい。すべてが美しい。

時間よとまれって本気で思うくらいには美しい。

 

それと大事なことを忘れていました。

103期のラインダンス。

今までみたラインダンスのなかで、ぶっちぎりで好きです。

すばらしい。ほんとうにすばらしい。

全体でみせるということを重視したつくりになっていたかと思いますが、難易度は相当高いはず。

1人が崩れたら総崩れになるような動きばかりでした。

しかし103期生は本当に立派にやり遂げていましたね。

これから応援していきたいと思いました。

 

あ、それと、りあくんの顔が好みでした(唐突)

今後注目していきたいですね

 

 

ネタバレを極力抑えようとした結果、本当に書き殴りになってしまいました。

ムラが終わったら場面や人物ごとに分けてしっかりした感想を書いていきたいと思います。